「白玉醸造、田村合名へ行く」2004/1/24(第40回)

 11月10日あさ7時にホテルを出て、激しい雨の降る中を串間市から220号線経由で白玉醸造のある肝属郡大根占町に向かって車を走らせます。鹿屋市に向かう通勤の車が多いので、途中から吾平町を抜けていく脇道に入りカーナビに従って、269号線の鹿屋市浜田付近に出ると目指す大根占町には2時間ほどで到着しました。

 前にきた時にあった事務所が無くなっていたので「小売部」に行って訪ねると会長の名物おばあさんが出てきて案内をしていただきました。不動産がかなり増えていまして、道路以外は自分の所の敷地内で移動できるほどです。事務所は蔵とは反対側の道を隔てた倉庫の2階に移動していました。

 社長は蔵に入っていましてお会いできなかったので、事務長の水元さん(出荷の責任者)とお話しさせていただき蔵の現状などをお伺いいたしました。私がアポも取らずにお伺いしたので、てっきり出荷の件で来たと勘違いされてしまいました。私としては、長いこと訪問させていただいていないので(かれこれ6〜7年)たまには顔を出しておかないとと思っただけでして・・すると水元さんからは「ホームページをたまに見ますが鹿児島に来ても寄ってこないですね」といわれました。 「だからお伺いしたんだってばぁ〜」

 田村さんにも行かなければならないので、早々においとまして再び269号線を北上し鹿屋市から220号線で桜島の南側にある垂水フェリー乗り場に向かいました。約40分ほどで鹿児島市に到着しましたので、226号線で指宿市の先の山川町に向かいますと1時間半ほどで田村合名さんに着きました。

 事務所にお伺いして北川課長にご挨拶してさっそく蔵を見学させていただきました。倉庫だった場所を壊して、一次仕込や二次仕込にも使う瓶をあらたに十数個増やして造石に対応していました。事務所に戻ると桑原社長が帰って見えましたので業界の動きや焼酎粕の処理方法などお話しさせていただいて、今後の出荷のお約束をいただいて蔵を後にしました。

 そこから再び226号線を北上して鹿児島市から高速で帰途につきました。途中で休憩を挟んで約6時間で大分まで帰りましたが2日で900kmほど走りましたので、あ〜しんど!!という感じです。