「浜嶋酒造に行く」2006/1/25(第56回)

 先週の金曜日に浜嶋さんから今年の特別純米の一本目を搾りますと連絡が入る。折しも風邪気味で、お医者さんから戻って薬を飲んだばかりで熱もあるし、配達前のわずかな時間少し横になっていた時だった。先週行った時にもうすぐ搾ると言っていたタンクのことなのだが、もろみからはかなり期待の持てるいい香りを放っていた。

 土曜日の朝目が覚めると、熱も下がり体調も良くなりつつあったので、突然だが浜嶋酒造にお邪魔することにした。9時半ごろ家を出て速見インターから大分インター経由で車を走らせること1時間40分ぐらいでやっと辿り着く。

 挨拶もそこそこに蔵にお邪魔すると浜嶋専務は試験室でなにやら仕事中。槽にはその特別純米がまだ搾られている最中だったが、すでに搾り終えた中取りの部分を味見させて貰ったが期待したとおり「良いお酒」になっていたので、さっそく注文する。

 今回のお酒は「田染荘オリジナル 鷹来屋 特別純米おりがらみ」として今回発売された。味のノリは今イチ(時期からすれば当然)なのだが、今後どんどん良くなるお酒であることは間違いない。

 お昼ご飯をごちそうになり、蔵を後にして「藤居醸造」に向かった。