「山忠本家酒造に行く」2007/3/10(第67回)

 今年は、例年3月の第一日曜にある「義侠の利き酒」が2月25日にありましたので参加してきました。毎年の事ながら大変です(^^;

 大分空港を9:45の飛行機で名古屋に向かって飛び立ち、11:00前にはセントレアに着いたものの、座席指定の特急が出たばかりで、30分待って次の特急に乗りました。名古屋駅には11:48着で、名古屋の友人と(どぶろく繋がり)12:30に待ち合わせていたので、久しぶりのウインドショッピングを楽しみましたが、欲しいものはありませんでしたが・・・

 12:30に友人お二人と合流して昼食に行きました。今年のどぶろくの出来はどうだとか、今度の来県することになっているスケジュールなどお聞きしていたら、あっという間に一時間半過ぎて14:00になったので、お二人と別れて慌てて弥富行きの電車に乗りました。

 蔵に着いて、社長への挨拶もそこそこに、すぐに試飲のお酒を利きに行きます。今年は、1500kg仕込の60%精米のタンクから、750kg仕込の30%のタンクまで15本のタンクのお酒が出されていました。

 参加している酒屋さんはこの中から自分の好きなタンクを指定して買う事が出来ます。同じスペックのお酒が60%は3本、50%なら4本、40%は6本、30%は2本という具合に並んでいます。

 それぞれが、もの凄く差があるとかではないので、最終的には自分の好みで決めるしかありません。今回仕入れたお酒は一年かけて販売していくので、熟成した時に味がどのように変化するかなど、複合的な要素も加味しながら、お酒を利いていきます。

 そして火入にしたり、しなかったり(生原酒)といろいろ考えて注文しました。このお酒が入ってくるのは三月中旬以降でしょうが、50%精米以上のお酒が飲み頃になるには一年くらいかかりそうです。ホント義侠ってすぐに熟成しないお酒で、いま主流の早飲み出来るお酒がうらやましいです。

 夜は、山田社長や杉村杜氏を囲んで、酒販店仲間と名古屋駅の新幹線口の近くにある居酒屋で宴会があり、たらふく今年の新酒を楽しみました。お料理と一緒だとお酒の硬さもあまり気になりませんでした。そこから更に二次会、三次会へと行ってホテルに帰ったのは12時前でした。(チェックインもしてなかった)

 翌日はレンタカーを借りて静岡の「開運 土井酒造場」に向かいました。

                        つづく