「ぶんご銘醸へ行く」 2011/10/25(第123回)

 久しぶりに県内の蔵元さんを廻りました。県内と言えどもぶんご銘醸さんなどは当店からすると一番遠い蔵ですので、なかなかお伺いすることが出来ません。蔵は大分県の最南端、佐伯市にあります。ここは宮崎県との県境ですので、当店は県北にありますので、大分県を縦断するような形になります。

 10時過ぎに店を出て高速に乗り佐伯インターまでが1時間半、さらにインターから20分ほどかかります。距離にして約120kmは、福岡(博多)に行く距離と比較すると少し近いものの、時間はほとんど変わりません。

 お昼前に会社に着くと狩生社長が待っていました。今回の「第5回若手焼酎マイスター」の反省点などを話し合い,昨今の情勢についてご意見を聞きました。焼酎ブームが去り、県外での販売は、現状を維持するのも大変な状況なので、県内の販売に力を入れていきたいということでした。そして徐々に県内での認知度とブランド力をアップさせるということです。

 そこで我々販売店も協力して蔵を盛り上げていかないとという気持ちがさらに強くなりました。今その為の作戦を練っているところです。

 蔵の仕込は、前にお伺いした時とさほど変わっていませんでしたが、焼酎の精度を高めようと努力しているようです。この辺りは日本酒蔵を見習って欲しいところでもあります。益々の進化に期待しています。

 この日のうちに3軒廻るため、時間が押していたので早々に引き上げましたが、狩生社長の飄々とした雰囲気は、なかなかお目にかかれないキャラクターです。