「東一 五町田酒造に行く!!」2001/05/25(第18回)

 もうかなり前の話で申し訳ないですが、4月1日にお伺いした「東一 五町田酒造」の話を少しさせていただきます。一ヶ月以上前の話ですので、ちょっとずれた話題ですがご勘弁ください。

 前日の3月31日は別府にて「消防団の花見」がありまして、そのまま別府に宿泊して二日酔いのままその足で「東一 五町田酒造」に向かいました。すごく良い天気に恵まれたドライブ日和で約2時間で「東一 五町田酒造」まで到着しました。

 ちょうど10時にお伺いすると社長がすでに待っていてくださいました。するとそこに勝木製造部長がみえてまず研究室の方に案内されました。そこは酵母を培養したり、お酒を分析したりする部屋ですので、見たことの無いようないろんな装置が並んでいました。

 その後、研究室を後にして蔵に向かいました。昨年とほとんど変わらない造りをしていましたので内容は割愛させていただきますが、唯一の変更点は今まで吟醸は2クール仕込んでいたものを今年から3クールにしたということです。ですから当然いままでより7本多く仕込めました。

 「東一 五町田酒造」のすごいところは、毎年分析の結果(日本酒度や酸度)が、ほとんど変わらないというところです。よその蔵ですとかなりの範囲で差が出てくるのですが・・・感動を新たにして帰ってまいりました。

 その後でもう1軒「能古見」という蔵を見学してきました。この蔵は昨年の「特選街 日本酒コンテスト」の純米吟醸の部で第1位に輝いた蔵です。

PS:桜が満開であちらこちらでお花見をしていましたので、私もお供と一緒に鹿島城趾公園でお花見をして帰りました。(どうして帰ったかは聞かないでください。)

注】1クールとは、例えば仕込タンクが5本あれば、それを順番に仕込んでいって5本終わればそれが1クールです。これを繰り返すと2クール=10本で3クールなら15本となる訳です。今回、デジカメを忘れたので写真がありません。m(__)m