「下村酒造店に行く」2002/05/25(第28回)

 亀齢酒造にお伺いした翌日の3月24日に下村酒造店に向かいました。亀齢酒造の上田さんがホテルまで迎えにきてくださいまして、東広島駅まで送っていただきました。

 10:00の新幹線にのって姫路には11:48に到着です。姫路駅にはバスが待機していまして、それに乗り込むと顔なじみの人がたくさん乗ってらっしゃいました。
顔見知りの九州の酒屋さん達と一緒に後ろの方に腰掛けて雑談に花を咲かしているとやがて「下村酒造店」に向かって出発です。

 過去に一度クルマで蔵にお邪魔したことがあるのですが、今回が2度目の訪問になります。約一時間で蔵元に到着しましたが、こんなに遠かったかと思うほど時間がかかりました。(何かもっと近かったような・・・)

 蔵に着くと仕込蔵の2階の酉元(左の2字で「もと」と読みます)場に案内されました。今回の試飲会場がここなのです。たくさん並んだお酒を順番に利いてゆきますが、あまりにも多いので大変です。

 ここ「下村酒造店」のお酒は総じて酸が高くしっかりとした造りなのでどちらかと言うと新酒で楽しむより火入をしてじっくり熟成させて飲んでみたいお酒ばかりです。その証拠にうちで販売している大吟醸や純米大吟醸の3年熟成酒は、どちらも若々しく熟成感をあまり感じさせません。
(蔵元さんで熟成をさせると経営的に厳しくなるので当店で熟成させている商品もございますのでお問い合せください。)

 利き酒が終わるとクルマで20分ほどの山崎町にある旅館菊水にて「奥播磨会」の総会並びに懇親会が40名ほどの会員が出席して開催されました。4時前からはじまった宴会は7時に一応〆をしたものの、それから2次会に突入してナント12時すぎまで続きました。

 翌日はやっと8時過ぎに起きてご飯を食べて9時頃下村専務に姫路駅まで送っていただきました。下村専務ありがとうございました。

 帰りにとっても驚いたことがあります。それは11:12の新幹線に乗ったのですが、3時間弱の14:00には宇佐駅に着きました。メッチャ早いんですね。