「松露酒造に行く」 2011/12/10(第126回)

 11月2日午後から渡邊酒造場さんにお邪魔して、その足で串間にある松露酒造さんに向かいました。田野町から串間市までは、途中抜け道を通れば1時間ほどで着く予定です。ナビの指示を無視しながら(ナビはウソばかり教えます)昔通った記憶をたよりに車を走らせます。何とか1時間ほどで国道220号線の串間警察署の前まで着きましたので一安心です。

 1時間ちょっとでようやく蔵に着くと、矢野専務をはじめ従業員さん達が、明日の仕込のための準備をしていました。就業時間まで、あまり時間がなかったので、さっそく蔵の中を案内していただきました。

 すでに仕込も後半になっていまして、メインの黄金千貫の仕込は終わり、すでに宮崎紅という紅芋で「松露黒麹」の仕込に入っていました。黒麹仕込みということでもろみは黒く、あまり美味しそうな感じがしないのは私だけでしょうか。ドラム・製麹棚で2日を経て、1次もろみ6日間、2次もろみ8日間で蒸留となりす。その一通りの工程を見て、最後に蒸留中の焼酎を舐めさせてもらいました。う?んトロリとして旨い!!

 その後、貯蔵蔵に・・松露さんは貯蔵酒が多いので、じっくりと熟成させて販売するそうです。特に「松露くろむぎ」などは5年以上の貯蔵酒だそうです。その他芋焼酎でも、約1年ほど寝かせてまろやかになってから出荷するんだそうです。

 1時間ほど見学させていただきまして、後ほどホテルのレストランで会う約束をして、近くの宿「ホテル中村荘」にチェックインしました。お風呂に入ってすこしゆっくりとしていると、すぐに約束の時間になりましたので、下のレストランに降りると、矢野専務と専務の息子さんがすでにお見えになっていました。


 そこで松露のお湯割り(私のお気に入り)を飲みながら美味しい料理をいただき3時間ほど楽しい時間を過ごしました。翌朝、早いこともあり早々に切り上げて、床につきました。

           矢野専務大変お世話になりました。