大分県の日本酒や焼酎をメインに厳撰した全国の地酒、そしてワインを取り揃えて販売しています。
大分県豊後高田市田染真中 TEL & FAX 0978-26-2008 
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ここ田染荘は、大分県北部の国東半島のほぼ中央に位置するところで平安時代に仏教文化が大変栄えたところです。
それで国東半島にはいたる所に遺跡や仏閣、石仏等が残っています。その中でもここ田染荘(たしぶのしょう)は宇佐神宮が九州一円に勢力を持っていた時に本御荘十八荘という直轄の荘園を所有していましたが、そのうちの一つで県内にはここ田染荘と別府の石垣荘の2カ所しかありません。
この仏の里として今もなお平安時代の面影を残す田染荘の中心にお店があります。四方を山で囲まれた地形で初冬には朝霧が盆地を覆い尽くし幻想的な風景を醸しだします。このすばらしい環境の中で小鳥の囀りや川のせせらぎを子守歌としてお酒は眠りについています。
店の近くには、国宝「富貴寺」や「真木大堂」「熊野磨崖仏」といった観光名所もありますので是非、遊びがてらおいで下さい。


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 私が蔵元さんとお付き合いを始める前には必ずその蔵の純米酒を利き酒します。まず、ちゃんと酸があって薄っぺらでないお酒が条件です。普通の純米酒が上手に出来ている蔵は間違いありません。その上で蔵元さんの考えを伺って、あと何年このお酒を造り続けていくことが出来るかなど推察します。さらに経営者として蔵人に任せきりにせず、どこまで把握しているかということを見ます。
どんなお酒を取り扱うかということよりどんな蔵元さんとお付き合いするかの方がはるかに重要なことなのです。
 そういう意味で私のお付き合いしている蔵元さんは小さくてあまり有名でない蔵元さんがほとんどです。しかし小さいからこそ、製造、管理、出荷に至る一連の作業や状況が把握できているのです。そんな蔵元さんが造った大切なお酒を扱っている以上私としても細心の注意を払わなければなりません。それが徹底した品質管理です。リーチインクーラーとプレハブ冷蔵庫で+5度、+-0度、-2度、-5度というそれぞれのお酒に合わせた温度帯で熟成させています。
 熟成こそが日本酒の小売店に出来る最大のポイントです。この善し悪しによってお酒の評価もずいぶん変わってきます。出来るだけそのお酒の真価が発揮できた時に飲んでいただきたいと思っています。それが出来るのが専門店なのです。